化学科講師 福田 陽良
東京工業大学理学部 卒業
私立医大入試は典型的な問題が多く、そのために高得点が要求されます。国公立においても、一部を除けば同じことが言えます。つまり、基礎に基づくきっちりとした学習が必要になってきます。すなわち、難しい問題を6割得点する学習より、典型問題を8割以上得点する学習が必要になります。
最終目標は同じでも、出発点での力は個々に差があります。それぞれに応じた学習計画で、志望校の合格に必要な力を養っていきます。カルテット全体統一のテキストはあえて作成せず、個々のテキストは入試状況や生徒の力に応じて作り変えます。テキストとプリントを確実にこなしていくことで、志望校合格の力がつくように学習計画を立てています。
授業では、基礎固めからどのような問題にも対応できる応用力まで確実に身につけていきます。問題を解くために必要な知識を系統立てて整理し、典型問題の解法の整理を行い基礎を確立。次に、より実践的な問題演習を通し応用力を、最後に志望校別予想問題で、より高得点がとれるように指導していきます。
化学科講師 五島 正信
立命館大学工学博士
近年の入試化学では、高校化学の範囲を逸脱した問題は減少し、標準レベルの問題が多くなっています。大学の難易レベルに対し、入試問題の難易レベルの差は小さくなっており、国公立、私立を問わず合格するにはかなりの高得点が必要となってきています。
ただし、標準レベルとはいえ、化学的知識の確かな理解と、それを使いこなせる思考力が必要となってきます。そこで、知識を単に暗記したものとせず、普段から『考え方』を身につけることが必要になってきています。
特に、『考え方』が重要になってくる分野は、平衡定数や反応速度、電離定数、緩衝溶液や溶解度積、蒸気圧降下、飽和蒸気圧と混合気体などです。これらの分野では単なる公式だけでは全く歯が立たず、入試での得点差は大きく開くことになります。
授業では全範囲にわたり、基礎知識とその裏付けとなる『考え方』を徹底して習得できるよう指導します。
カルテットでは、的確な知識と『考え方』をもとにした推定力、応用力、より高い思考力の増進につながる授業を進めていきます。